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VOLVO 240エステートエンジン不調

2026/07/2014
VOLVO 240エステートエンジン不調

車両の症状を確認し、故障診断を実施した結果、クランクシャフトポジションセンサーの故障コードを確認しました。センサーの不具合により交換が必要であると判断しました。

また、エアコン作動時にエンジンが停止する症状について点検を行ったところ、エアコンコンプレッサー内部が焼付き(ロック)状態となっていることを確認しました。

コンプレッサーがロックした状態でエアコンクラッチが接続されると、駆動ベルトを介してコンプレッサーの回転抵抗がそのままエンジンに伝達され、クランクシャフトの回転が強制的に停止するため、エンジンが停止していたものと判断しました。

以上のことから、クランクシャフトポジションセンサーの交換が必要であること、およびエアコンコンプレッサーの焼付きがエアコン作動時のエンジン停止の原因であることを確認しました(;´༎ຶД༎ຶ`)

当該車両は、当初R12冷媒仕様でしたが、R12の生産中止に伴いR134a仕様へコンバージョンされており、交換部品についてもR134a対応品を使用しました。

故障当初はエアコンコンプレッサーの不具合により、エアコン作動時にエンジンが停止する症状を確認しました。そのため、エアコンコンプレッサーを交換したところ、エンジン停止の症状は解消されました。

しかし、コンプレッサー交換後もエアコンの冷却性能が全く得られなかったため、再度診断を実施しました。その結果、冷媒回路内に閉塞(詰まり)が発生していると判断し、配管、膨張弁等を順次分解・点検しました(☆▽☆)

エアコンのパイプライン内にコンプレッサー由来と思われるグリス状(またはスラッジ状)の物質が循環し、それが配管内や膨張弁、フィルターなどに堆積して詰まりを引き起こしていたと考えられます。

冷媒回路内にコンプレッサー内部由来と考えられるオイルスラッジによる汚染および詰まりが確認されたため、各配管、コンデンサー、エバポレーター内部を可能な限り洗浄し、冷媒回路内の異物除去を実施しました。

また、交換可能な部品であるエキスパンションバルブ、レシーバー(レシーバードライヤー)および各部Oリングを新品へ交換し、規定の手順に従って組み付けを行いました(╹ڡ╹ )

エキスパンションバルブも漏れが確認できました。結露防止の為ブチルテープによりぐるぐる巻きにされており取り外しが大変でした(;´д`)ゞ

組み付け完了後、冷媒回路の気密試験を実施し、漏れがないことを確認しました。その後、規定時間以上の真空引きを行い、規定量のR134a冷媒およびコンプレッサーオイルを充填しました。

エンジン始動後にエアコンを作動させ、冷媒圧力、高圧・低圧の作動状態、各部からの異音・冷媒漏れの有無を確認した結果、いずれも正常であることを確認しました。また、吹出口温度および冷却性能についても正常に回復し、エアコンが正常に作動することを確認しました。

以上により、冷媒回路内の詰まりは解消され、エアコンシステムは正常な状態へ復旧したことを確認し、修理を完了しました。

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