函館の車屋FACTのブログ
MINI F56 ボディ振動 車検整備
F56 MINI COOPER D 車検およびご用命で、アイドリング時に振動があるとのことでご入庫いただきました。
エンジンオイルおよびオイルフィルター交換、ブレーキフルード交換を実施いたしました。定期交換の油脂類に加え、フロントブレーキパッドが摩耗しておりましたので交換しております。また、バッテリーの製造年月日を確認したところ、4回目の車検まで一度も交換歴がなく、経年劣化による性能低下が見受けられましたので、予防整備として交換させていただきました。
ご用命いただきました振動の件につきましては、点検の結果、このモデルで比較的多く見られるエンジンマウントブッシュの劣化が確認されました。
ブッシュのへたりにより、エンジン振動を十分に吸収できていない状態となっておりました。


ブッシュがずれてマウントのハウジングがオイルパンに干渉してました(;´༎ຶД༎ຶ`)

下側のマウントを先に交換です。

エンジン側マウントも交換するため、作業スペース確保の目的でヘッドライトを取り外しました。
エンジンを支持・持ち上げたうえでマウントを切り離し、エアコンパイプ等を逃がしながら慎重に取り外しております。


ゴム部分がつぶれ振動が吸収できなくなってました(☆▽☆)
振動吸収や各部の防水・気密確保のため、車両には多くのゴム部品が使用されております。
しかしながら、これらは経年劣化により硬化や亀裂が生じ、機能低下や不具合の原因となります。
すべてを予防的に交換することはコスト面を考慮すると現実的ではありませんが、車検や定期点検時に劣化の前兆が見られる場合は、症状が悪化し二次的な故障につながる前の交換をおすすめしております。