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函館の車屋FACTのブログ

ポルシェ カイエン エンジン不調

2026/01/2445
ポルシェ カイエン エンジン不調

初代カイエン 3.6Lエンジンブルブルするとの事でご入庫致しました。

点検時、現状では症状の再現はありませんでしたが、故障履歴を確認したところ各シリンダーのミスファイアおよびラムダセンサー不良の履歴が記録されておりました。

イリジウムプラグ装着車の為、10万km毎の定期交換部品となりますが、過去に一度も交換履歴が確認できなかった為、今回交換させて頂きます。また、プラグホール内に水の混入が確認された為、イグニッションコイルも同時に交換させて頂きます。

ラムダセンサー不良によりエキゾースト警告灯が点灯している為、併せて交換させて頂きます。

本車両はVR6エンジン(直列とV型を組み合わせた構造)となっており、排気系は直列エンジンに近く、片側に6気筒分のエキゾーストマニホールドが配置されています。
エキゾーストマニホールドは1~3気筒、4~6気筒で分割されており、それぞれの触媒前後にラムダセンサーが装着されている為、計4個装着されています。
今回は4~6気筒側の触媒後側ラムダセンサー不良が確認されましたので交換しました。

ラムダセンサーも定期交換部品ですが今回は不良個所の交換をさせていただきました。

国産車においてもラムダセンサーは定期交換部品となりますが、必ずしも故障するとは限りません。
近年の車両では、万が一ラムダセンサーが故障した場合でも、測定値を代替数値に固定することで、警告灯は点灯するものの精密な制御は行えなくなりますが、通常走行は可能となるよう制御されています。
欧州車では、このような排気系に関わる不具合が発生した際、エンジン警告灯が点灯しますが、これを「エキゾースト警告灯」と呼び、主に排気ガスの悪化を検知した際に点灯する警告灯となっております。