函館の車屋FACTのブログ
MINI R60 クロスオーバー クラッチ交換昨年末に自走不能になってしまったクロスオーバーのクラッチを交換したしました。
クラッチの焼けたにおいがしており、症状がクラッチペダルの踏んだ感じの節度はあり、シフトも入りますが進まない。エンジン始動後クラッチペダルを踏まなくてもシフトが入るが動きませんでした (;´༎ຶД༎ຶ`)
確実に動力が伝わっていないのでクラッチディスクの摩耗破損 クラッチカバーの劣化衰損 最悪トランスミッションの内部又はメーンドライブシャフト折損が考えられる為一度ミッションを外さなければ特定できない旨をご説明し、クラッチ一式だけをご用意出来次第作業に取り掛からせて頂きました。
あまり作業時間が変わらない為、エンジン下ろして交換するか、エンジンを吊って交換するか考えましたが脱着個所が多くなると経年劣化による破損も起こりうるのでエンジンを脱着しないで作業することにしました(╹ڡ╹ )
フロントバンパー ラジエーター エアコンコンデンサー ヘッドライト等コアサポートを外し、プロペラシャフト トランスファー マフラー ドライブシャフト等外してサブフレームを外せる状態にします。
サブフレームについてるパワステギアボックス スタビライザー等を外せば
ドライブシャフトも外すとなるとセンターボルト等一回交換になるので外さず縛って躱すようにしていきます╰(*°▽°*)╯
エアクリーナーを外してシフトワイヤー レリーズシリンダー スターター ちょっとした小物を外して取付ボルトを外すとミッションが外れます。
クラッチディスクの粉と何故か破片が
クラッチカバーを外してみます。
カバーのディスクのあたる面が焼き付いてます。
ディスクの摩耗材が減って剥離し砕け散って鉄板むき出し(;´༎ຶД༎ຶ`)
清掃途中ですがミッションハウジングもきれいにして
レリーズフォーク レリーズベアリング 等も交換
新品のクラッチディスクとクラッチカバー位置を合わせ取付
今回はダブルマスフライホイールは問題ないのでそのままでいきました。
あとは復元しつつ、クラッチのレリーズシリンダー セットでペダルのスプリングも交換し冷却水 エアコンガス補充 クラッチ等のエア抜き テストドライブを行い完成(*^_^*)
一般的に10万キロごとの消耗品ですが今回はクラッチディスクが不良と思われる案件でした。