函館の車屋FACTのブログ
E90 323I 警告灯点 R左パワーウインドウ不動E90 323I 車検整備とご用命が、ABS、トラクションコントロール警告灯点灯 R左パワーウインドウ不動でご入庫です。
まずは、R左P/W点検です。
P/Wスイッチ操作では、モーターが動いていましたので、この時点でほぼレギュレーターの故障と考えられます。
内張を外し、インシュレーターを剥がし
レギュレーターを外します♪(´▽`)
レギュレーターのウインドウガラスが付く緑のベースが上下するのですが、
緑のがプラスチック製で上下にワイヤーが取付られますが、下側ワイヤー固定部が経年劣化により、破損しワイヤーが外れたため、不動となってしまっていたのでモーターを移設してレギュレーターを交換。
交換後、ウインドウ開閉を学習させ修理完了\^o^/
次は、ABS トラクション サイドブレーキ 警告灯点灯の点検です。
診断機をつないで点検するとR右ABSセンサーの故障が入力、ホイールスピードが読み取れていません。
画像は、ありませんがABSセンサーは、ぎりぎり近い距離でRドライブシャフトジョイント外周一周についている凹凸を読み取り、その速さで回転を見ておりますが、センサーと金属で出来た凸凹とのクリアランスが少ない為、年数外的要因により凸凹が腐食、結果膨らみABSセンサーに干渉し、削ってしまい破損し読み取れなくなっておりました。
本来であれば、ドライブシャフト、ABSセンサーセット交換ですが、ドライブシャフトが高額かつ国内在庫がありませんでしたので、作業してみないとわかりませんでしたのでお客様の了承を得て、錆を落とし、センサーを交換正常に読がみ取れるようになりました次に再発するようなことがありましたら、ドライブシャフトの交換が必須になる旨をご説明いたしました。
車検整備もありお見積りをしたところ、オイルもれが2か所、定番ですがヘッドカバーガスケット、オイルフィルターハウジングガスケット&オイルクーラーガスケットより漏れが確認できました。
このエンジンは至る所にアルミボルトを使用し再使用不可の為、エンジンの整備の場合部品点数が多くなってしまいます。部品を用意し後日お預かりでした。
今年も今日で仕事納めでした。
来年も年始から、エンジンスターターの取付もあり色々アップしていきますので
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を\^o^/